2013年8月4日日曜日

インド名門医学校卒業生の同窓会

ブータンには医学部というものがありません。

よってこの国の全てのお医者さんは外国の医学部を卒業しています。
そしてその多くが、インドのとある医学校を卒業しています。
インド人でも入るのが難関といわれる名門校だそうです。


この医学校は最初の卒業生から数えて実に40年もの間、
毎年この国の生徒を受け入れてきました。

8月4日はその医学校の創立記念日。

毎年この日には決まって、この医学校の卒業生が
ブータン全土から集まります。

シニアの卒業生には、この国の医療を支えて来た重鎮たちも
含まれますが、35年前に卒業した人から、今年卒業した人まで、
老いも若きも、男性も女性も、皆集まって、
生時代の思い出話に花を咲かせたりして、
旧交を温めます。

昨年この会に、私も呼んで頂き出席しました。
「卒業生でもないのに、いいのかなあ」という懸念どおり
出席してみると卒業生でないのは私だけ。
しかもわたしは外国人。。。
でも、その懸念とは裏腹に、みんなまるで家族かのように
かく迎えてくれました。
そして、私が前例となって、次の年からは卒業生だけでなく、
その伴侶も呼びましょうということになりました。 

今年も例年のように、その会は開かれましたが、
伴侶がいても昨年までと同様に、卒業生達は、
臆する事なく飲んで、食べて、しゃべって、笑って 
そして踊りまくっての大はしゃぎ。

そして何と来年からは、子供、孫も呼びましょうということになりました。
さて来年はいったいどんな会になるのでしょうか。
どんどん広がる友達の輪、いや家族の輪。

恐るべし愛校心と、縦の繋がり、青春時代の絆の深さです。
でも、こういうのって何だかすごくいいなあって思いました。


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